
武満徹作曲 揺れる鏡の夜明け
ヴァイオリン・デュオ曲
武満徹作曲の「揺れる鏡の夜明け」は、2つのヴァイオリンで演奏されます。
ヴァイオリンのための器楽作品というと、ピアノ伴奏が付くことが多いです。
デュオ曲というのは、クラシック音楽作品の中では比較的少ないかと思います。
一見地味かと思われる編成ではあります。
なので、積極的に聴いてみようとはなかなか思わない人が多いんじゃないかと思います。
余程の武満徹愛好者でないと興味を示さないかもしれません。
しかし、そんなこと言わずに聴いてみて下さい。
2つのヴァイオリンが織りなす華麗なデュオに驚嘆されるのではないかと思います。
ムードたっぷりに歌いあげられてます。
とても味わい深いヴァイオリン・デュオ曲だと思います。
連詩が元になっている
武満徹作曲の「揺れる鏡の夜明け」は、トマス・フィッツシモンズと大岡信による連詩が元になっています。
ヴァイオリン・デュオで書かれた理由の一つに連詩が元になっていることが考えられます。
味わい深く詩に親しむ行為を音楽で表現する場合、オーケストラの派手な編成だとあまりしっくりこないと思います。
ここは、地味な編成かもしれませんが、ヴァイオリン・デュオですかね。
ピアノ伴奏を入れたいと思うかもしれませんが、詩を味わうという観点からは、ヴァイオリン二重奏が一番しっくりくるように思います。
