
アルヴォ・ペルト作曲 鏡の中の鏡
様々な編曲版が存在する
「鏡の中の鏡」と聞くとミヒャエル・エンデの小説を思い浮かべられる方が多いと思います。
音楽にも同じタイトルのものが存在します。
アルヴォ・ペルトという1935年生まれ、エストニアの作曲家の作品です。
ピアノ伴奏でヴァイオリン、ヴィオラ、チェロといった弦楽器で旋律が奏でられるバージョンが一般的です。
その一方でクラリネット、フルート版や弦楽合奏版もあるようです。
様々な編曲版が存在するようです。
CDでも複数の版で聴き比べができます。
YouTubeでもいろんな編曲で楽しむことができます。
ペルトの「鏡の中の鏡」を一度も聴いたことがないという方は、どのバージョンでも構いませんのでぜひ聴いてみて下さい。
単純な曲想
ペルト作曲の「鏡の中の鏡」、曲想は大変単純なものです。
単純な分散和音に乗せて、ソロ楽器がゆったりと行き来しながら旋律を奏でる音楽です。
劇的な展開は一切ありません。
音型が繰り返されるミニマル・ミュージックといってもいいでしょう。
簡素な分散和音が耳に染み着いて離れなくなります。
でも、しつこいという感じはあまりしないですね。
美しい和音なので、耳から離れないのです。
心地よい響きが延々と続くといった音楽です。
ある意味ヒーリング音楽と解釈することもできます。
どんなイメージで作曲されたのか?
ペルト作曲の「鏡の中の鏡」ですが、どういったものをイメージして作られたのでしょうかね?
手鏡なのか?姿見用の大きなものなのか?
神秘的な印象があるミラーですから、曲にはしやすかったと思います。
曲を聴いた感じから察すると、薄暗い部屋にポツンと鏡が置かれている光景が目に浮かびます。
鏡の中から静かな音楽が流れ出てきます。
こちらの世界へいらっしゃい!と招いているのです。
こんな幻想的な印象を受けてしまいました。
うわっ!ペルト作曲「鏡の中の鏡」って、聴いてると妄想してしまいそうな曲ですね。
簡素な展開ですから、聴く側はいろんな想像を自然に膨らませてしまうのだと思います。
当サイトでは「割れない鏡」を扱っています。
ペルト作曲の「鏡の中の鏡」もBGMで流すといい感じでマッチするようにも思います。
